モンゴルのトイレって?
(ウランバートル郊外にあるツーリストキャンプのトイレ写真)
海外旅行へ出かけるとき、その国のトイレ事情は気になりませんか?
その国によって、スタイルや使用方法が日本とまるで違う場合があります。
例えば、和式スタイルなのに、扉側を向いてしゃがんむタイプ。
トイレの扉の上半分がなく、立ち上がると顔が見えてしまう。
あるいはその反対に、洋式スタイルで扉の下半分近くがなく、
入っている人の膝のあたりまで見えてしまったりと様々なトイレがあります。
ではモンゴルは?
モンゴルの首都ウランバートルにある公共施設のほとんどのは洋式の
水洗トイレです。
扉も日本と同じく、全面隠れています。ところが、日本と1つ大きな
違いがあります。それは紙を流すことができないということ!
モンゴルでは紙を流すと詰まってしまうため、トイレには必ず、クズかごが
用意されています。紙はクズかごへ捨てることが義務づけられているのです。
それではウランバートル以外はというと、郊外へ出かけた場合、ツーリスト
キャンプ宿泊が多くなります。でも最近はツーリストキャンプでは水洗トイレ
の設備がほとんどですが、かなり遠い地方ではいまだに、深い穴を掘って、
両脇に板が敷かれたトイレもあります。
利用する場合落っこちないように気をつけて下さいね!(^_^)
あともうひとつ、モンゴルにはトイレの種類があります。
それは青空トイレ!乗馬ライディングツアーや、長丁場のドライブが必要な
ツアーコースではこの青空トイレを利用します。このようなツアーの場合、
必ずトイレットペーパーロール1つを日本から持参頂くことをオススメして
います。ロールにひもを通して、首からかけると便利だと言っていたお客様
がいらっしゃいました。
最後に、モンゴル特有のトイレのマークについてお話しましょう。
トイレのマークとして連想されるのは男性の姿や女性の姿の形をしたマーク。
モンゴルには数字のゼロ2つ(00)が扉に書かれている場合があります。
モンゴル語でトイレのことをノイル(日本語でゼロの意味)といいます。
どうも、体をもとの状態(ゼロ)に戻すというところからきているようです。
モンゴルへ行く方は覚えておいて下さいね!!